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ドラム初心者におすすめの厳選クリック5選を紹介

ギターやベースなど、他のパートの人達と一緒に演奏したことがあるドラマーなら、誰しもが一度は「リズム走ってる!」「リズムもたってる!」など、リズムやテンポについて指摘された経験があるはずです。

このような指摘をされたドラマーが次に取るべき行動は、クリック(メトロノーム)で、ブレない、安定したリズムを叩く練習をするということです。

「クリック」という言葉は、音楽を演奏される方以外、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、「メトロノーム」という言葉であれば、音楽にあまり興味や関心がない方でも、一度は耳にしたことがあるはずです。

クリック(メトロノーム)とは、クリックの使用者が指定した一定のテンポを一定の間隔で音を刻んで示してくれる、ミュージシャンが音楽を演奏・練習するときに用いる音楽用具のことなのですが、クリック(メトロノーム)がどのような外観・形状をしているのか、また、どのような音でテンポを刻んでくれる道具なのか、あまり詳しく知らない方もおられると思います。

今回の記事では、そのような方や、これから本格的にドラムを練習していきたいと考えているドラム初心者に向けて、クリック(メトロノーム)とは、どのような道具なのかを解説すると共に、記事の後半では、筆者が厳選した初心者ドラマーにおすすめのクリックをご紹介します。

見習い忍者

このあいだ、友達と一緒にやってるバンドで、8ビートを叩いてたんだけど、「テンポが段々速くなっていくから、合わせにくい!」って言われたんだよ…。

ボクはいい感じで8ビート叩けてると思ってたんだけど…。

こういう時は、どうしたらいいのかなぁ?

忍者

クリックを用いたリズムのトレーニングはしてるかな?

クリックやメトロノームを使えば、一定のテンポの中でドラムの練習をすることができるよ!

忍者

本記事では、クリックについて解説します。記事の後半では、おすすめのクリックも紹介しているよ。

このブログの筆者である忍者は、ドラマー歴20年ほど。自身のバンド活動以外にも、他のバンドのサポートドラマーとしての活動経験もあるよ!

クリックについて解説

クリック(メトロノーム)とは、使用者が指定した一定のテンポを一定の間隔で音を刻んで示してくれる、音楽を演奏・練習するときに用いる音楽用具のことです。

音楽を演奏するミュージシャンであれば、避けては通れないのが、一定のテンポの中で演奏することができるか、という問題です。

特に、みんなで音を合わせて演奏するのであれば、全員が同じテンポで演奏しなければ、どんなに素晴らしい楽曲であっても、滅茶苦茶な演奏になってしまいます。

そのような事態を避けるためにも、日頃から定められたテンポの中で演奏するためのリズムトレーニングを行っておく必要があり、その効果的な方法として、クリックを用いたリズムトレーニングを行うという方法が挙げられます。

クリックの外観

BOSS DB-90

↑↑上記の写真↑↑を見てもらえばわかる通り、「クリック」は機械です。

色々なボタンが付いていますが、基本的なメトロノーム機能を使うだけであれば、「電源を入れる(POWER)」→「ダイヤルでBPM・テンポを設定」→「STARTボタンを押す」という操作をするだけで、設定したクリック音を鳴らし続けることができます。

どの製品かによって、搭載されている機能に多少の違いはありますが、殆どの製品には、内蔵されているリズムパターンを鳴らすことができたり、事前に設定しておいたテンポを記憶させておくことができるといったような、基本的なメトロノームとしての機能にプラスアルファの要素として、多彩な機能を備えている場合が多いです。

では、具体的に、クリックでどのようなことができるのか、他の製品を参考に見ていきたいと思います。

クリックの機能

クリック (TAMA RW200の場合)

↑↑上の写真↑↑のクリックを参考に解説すると、BPM120のテンポが設定されているのがわかります。この状態でスタートボタンを押すことで、クリックから、BPM120のテンポの音を、一定の間隔で鳴らし続けることができます。

BPMの正確な数値を入力するという方法以外にも、指でクリックのボタンを一定のリズムで数回タップすることで、タップしたテンポがどのくらいのBPMなのかをクリックが認識し、そのテンポを設定してくれる、といった機能も備えられています。

その他にも、イヤホンやヘッドホンをクリック本体に取り付けることもできるので、生のドラムセットを演奏する場合でも、問題なく使用することが可能です。

(例) TAMA RW200 機能
  • 大きなスタートボタン
  • 大きなテンポ設定ダイヤル
  • タップテンポ設定
  • 設定したテンポの中で、4分・8分・16分音符・3連符を鳴らせる
  • 変拍子にも対応可能
  • クリックのサウンドを変えられる
  • ビートを鳴らせる
  • フットスイッチとの連動

TAMA RW200は、これだけの多彩な機能をそなえており、これ一台持っているだけで、様々なバリエーションのリズムトレーニングを行えます。

筆者が厳選したクリック5選を紹介

ここからの記事では、筆者がおすすめするクリックを紹介し、それぞれのクリックの機能や特徴などを解説していきたいと思います。

TAMA RW200

参考価格 9,525円
サイズ 127 x 35 x 150 mm
重量 285g (電池含む)

特徴

世界屈指のドラムメーカー「TAMA」から販売されている、ドラムトレーニング用クリック「TAMA RW200」の特徴を解説します。

TAMA RW200は、ドラムを練習する場合だけでなく、ライブでの演奏時にでも使えるように、頻繁に使用するテンポ設定ダイヤルや、スタートボタンが大きく、使いやすく設計された、ドラマーのためのクリックです。

テンポを設定する部分は、ダイヤル式の構造になっており、BPMの数字をわざわざ入力したり、ボタンを押して設定したりする必要がなく、ダイヤルをくるくる回してBPMを設定することができます。

そのため、他のパートの人達とのスタジオ練習中や、ライブや発表会などの緊迫した雰囲気の中で演奏する場合でも、使いやすい設計となっています。

TAMA RW200の商品紹介動画でも解説されているように、ダイヤルを使ってBPMを設定する以外にも、「TAP TEMPO」ボタンを数回タップすることで、本体がタップしたテンポを認識し、テンポを設定してくれる機能も搭載されています。

他にも、設定したBPMの中で、4分音符・8分音符・16分音符・3連符といった音符を鳴らすことができるため、この機能を用いてクリックを鳴らすことで、初心者でも様々な音符を理解することができるため、練習の幅が広がるということは、言うまでもありません。

TAMA RW200 機能
  • 大きなスタートボタン
  • 大きなテンポ設定ダイヤル
  • タップテンポ設定
  • 設定したテンポの中で、4分・8分・16分音符・3連符を鳴らせる
  • 変拍子にも対応可能
  • クリックのサウンドを変えられる
  • ビートを鳴らせる
  • フットスイッチとの連動

上記の機能以外にも、使用者が使いやすいように、クリックをカスタマイズできる機能なども搭載されています。

TAMA タマ ドラマー向け メトロノーム Rhythm Watch リズムウォッチ RW200

TAMA RW30

参考価格 4,400円
サイズ 61 x 21 x 118 mm
重量 90g (電池含む)

特徴

世界屈指のドラムメーカー「TAMA」から販売されている、ドラム練習用クリック「TAMA RW30」の機能や特徴を解説します。

RW30は、先程ご紹介したクリックRW200のコンパクトバージョンで、RW200と比べて、小さく、持ち運びしやすいサイズ感で、RW200と同じく、大きなスタートボタン・大きなダイヤル式テンポ設定ダイヤルが採用された、スタジオ練習やライブ演奏でも使いやすいクリックとなっています。

RW30の機能面は、RW200よりサイズが小さいため、配置されているボタンやダイヤルの数が少なく、設定するのに少し手間がかかってしまうという部分もありますが、クリックとしての機能は十分に備えていますので、費用をできるだけ安く抑えたいという方は、コストパフォーマンスの良い、RW30を購入することをおすすめします。

TAMA RW30 機能
  • 大きなスタートボタン
  • 大きなテンポ設定ダイヤル
  • タップテンポ設定
  • 設定したテンポの中で、4分・8分・16分音符・3連符を鳴らせる
  • 変拍子にも対応可能
  • クリックのサウンドを変えられる
  • ビートを鳴らせる

TAMA タマ ドラマー向け メトロノーム Rhythm Watch リズムウォッチ コンパクト・モデル RW30

BOSS DB-90

参考価格 16,632円

特徴

BOSS DB-90は、高性能な電子ドラムなどを多数販売している「Roland ローランド」製で、初心者だけに限らず、上級者も使える、多彩な高性能機能を備えたクリックです。

テンポを設定する部分は、ダイヤル式でくるくると回すことで、簡単に、素早く設定することができ、設定したテンポの中で鳴らしたい音符(4分・8分・16分音符・3連符)のボリュームを、フェーダーを上げ下げすることで、素早くコントロールすることが可能です。

クリックのサウンドは、設定された4パターンの中から選択することができ、「ピッピッピッピッ」というような、いわゆるクリック音のみならず、「ワン、ツー、スリー、フォー」といった、ボイスカウントのサウンドに設定することも可能です。

その他にも、DB-90本体からリズムパターンを鳴らせたり、暗い場所でも使えるように、ワンタッチでディスプレイにライトを点灯させることもできます。

また、インプット端子を搭載していることにより、ギターやベースに接続することができ、接続した楽器のサウンドを、「DB-90本体」や「アンプ・シミュレータ搭載のヘッドホン端子」から再生することが可能なため、ドラムの練習だけでなく、ギターやベースの効果的な練習を行うこともできます。

BOSS DB-90 機能
  • 大きなダイヤル式テンポ設定
  • 設定したテンポのメモリー機能
  • ワンタッチでディスプレイにライト点灯
  • 設定したテンポの中で、4分・8分・16分・3連符を鳴らせる
  • 変拍子にも対応可能
  • ビートを鳴らせる
  • クリックのサウンドを変えられる
  • 様々な音階の「チューニング用、基準音」を鳴らせる

上記以外にも、「ローランドVパッド」などの他の音楽機器と接続して演奏することで、リズムのブレを視覚的に表示してくれる「リズムコーチ機能」も搭載されているため、幅広く、多彩なリズムトレーニングを行うことができるでしょう。

BOSS メトロノーム Dr. Beat DB-90

BOSS DB-60

参考価格 11,800円

特徴

BOSS DB-60は、先程ご紹介したDB‐90と同じ「Roland製、ドクタービートシリーズ」です。ドラムの練習に必要な、基本的なメトロノーム機能を備えた、持ち運びしやすいハンディサイズのクリックです。

タップテンポ機能が備えられているので、曲に合わせてボタンをタップすることで、その曲のテンポを瞬時に設定し、鳴らすことが可能です。

そのため、わざわざ曲のテンポを調べて、BPM数値を入力する必要はありません。

メトロノームとして基本的な機能を備えているだけにとどまらず、オリジナルのリズムパターンを作成することが可能な、ノート・ミキシング機能も備えています。

ノート・ミキシング機能を使うことで、基本となるビートに、8分・16分音符・3連符を好みのポリュームバランスでミックス作成することができ、強弱のあるリズムやポリリズムのような複雑なビートを簡単に作成することが可能です。

その他にも、メモリーしたリズムパターンを順番に再生する「ループ・プレイ機能」や、「ストップウォッチ機能」「タイマー機能」、楽器のチューニングやアカペラなどに使える「基準音発音機能」も搭載しており、コンパクトな外観からの想像以上に、多彩な機能を備えたクリックとして仕上がっている製品です。

BOSS DB-60 機能
  • 基本的なメトロノーム機能
  • タップテンポ設定
  • ノート・ミキシング機能
  • メモリー機能
  • 変拍子対応
  • ストップウォッチ・タイマー機能
  • 基準音発音機能
  • バックライト機能

【BOSS】 Dr. Beat DB-60

BOSS DB-30

参考価格 3,850円
サイズ 61 × 90 × 20 mm
重量 70g(電池含む)

特徴

BOSS DB-30は、「Roland製、ドクタービートシリーズ」の製品で、基本的なメトロノーム機能を備えた、軽量かつ、コンパクトで持ち運びしやすい、ハンディタイプのドラム練習用クリックです。

DB-30は、クリックで出しているテンポを目視でも確認できる、LCDによる振り子表示機能を搭載しています。そのため、クリック音を耳で確認しながら演奏するだけでなく、振り子表示を見ながらのリズム練習も可能です。

さらに、DB-30には、「24種類のリズム+ラテン用リズム9種類」が内蔵されており、そのリズムを鳴らしながら、リズムトレーニングを行えます。

タップテンポ設定機能が搭載されていることはもちろん、チューニングの際に必要不可欠な基準音発音機能、60分間操作しなかった場合には自動的に電源がオフになるオート・パワー・オフ機能や、ヘッドホンを装着して演奏するための、ヘッドホンジャックの搭載、さらには、譜面立てなどに取り付けて使用できる便利なクリップを装備しており、コンパクトボディのメトロノームに求められる機能が満載です。

BOSS DB-30 機能
  • 基本的なメトロノーム機能
  • タップテンポ設定
  • LCDによる振り子表示機能
  • 「24種類のリズム+ラテン用リズム9種類」内蔵
  • 変拍子対応
  • 基準音発音機能
  • オート・パワー・オフ機能

【BOSS】 Dr. Beat DB-30

おすすめのクリックアプリ

リズムトレーニングを行う方法には、上記でご紹介した、クリックを用いての練習以外にも、スマートフォンのアプリケーションを活用するという方法があります。この方法は、一切コストをかけずにクリック練習を行うことができるため、クリック購入費用を抑えたい方には、非常におすすめな方法です。

ある程度、スマホの操作ができる方であれば、簡単にスマホをクリック替わりとして使用することができますので、一度、クリックアプリを使ってみてはいかがでしょうか。

クリックアプリを使うまでの4つの流れ
  1. スマホを用意
  2. Google検索 → 「ドラム クリック アプリ」
  3. 検索したクリックアプリ → スマホにインストール
  4. アプリを起動 → スマホをクリックとして使用可能!!!

次項では、筆者おすすめのクリックアプリをご紹介していますので、是非一度、試してみて下さい。

MetroDrum

「Metro Drum」は、Google playよりインストールが可能なクリックアプリで、洗練されたデザインにより、クリックとして使いやすく、多彩な機能を搭載しています。

↓↓「Metro Drum」を起動させると、このような感じです。↓↓

画面を見てもらうと分かると思いますが、頻繁に使用する「BPM設定ボタン」や「Playボタン」がタップしやすいように、大きく作られているため、分かりやすく使いやすいです。

クリック音を鳴らす以外にも、ドラムの音でリズムを鳴らすことができるため、ドラムレスのバンド練習などで、Metro Drumを用いて、ドラムのリズムを鳴らしての練習を行うことも可能です。

↓↓「Metro Drum」には、3つのBPM数値の設定方法があります。↓↓

  1. 1数値単位で数値設定・変更
  2. 直接BPM数値を入力
  3. タップで設定

大きなBPM設定ボタンと、この3つの設定方法があれば、スマホでも問題なく操作することができます。

Metro Drum 機能
  • 40パターン以上のリズムパターンを選択可能
  • BPM数値は、「60~300まで」設定可能
  • 3つのBPM設定方法を搭載
  • プリカウント機能のON/OFFを設定可能
  • 停止時のフィルインを選択可能

ドラムメトロノーム「Metro Drum」は、google play より、お手持ちのスマホにインストールすることができます。

google play 「Metro Drum」

↑↑クリック↑↑をすると、↑↑MetroDrumがインストールできる画面にジャンプします。↑↑

まとめ

以上、本記事では、クリックについての解説と、筆者おすすめのクリック・スマホアプリをご紹介しました。

クリックとは、設定したBPM(テンポ)を一定の間隔で鳴らし続けることができる、ミュージシャンが楽器の練習を行う時に用いる音楽用具のことです。

クリックには、設定したテンポを鳴らし続けるといった、基本的なメトロノーム機能の他にも、様々な機能が搭載されています。

  • チューニング用の基準音を鳴らせる
  • クリック音以外にも、リズムパターンを鳴らせる
  • 数回タップすることで、BPM数値を設定できる

当然、製品によって搭載されている機能は違いますが、どのクリックも、基本的なメトロノーム機能に加えて、多彩な機能を搭載している場合が大半です。

クリックを購入してリズムトレーニングを行う以外にも、お手持ちのスマホにクリックアプリをインストールして、スマホをクリック替わりに使用する方法があります。

スマホアプリは、無料で使えるものがありますので、あまりお金をかけずにドラムの練習に取り組みたい方は、クリックアプリを使うと良いでしょう。

そして、まだ、色んなリズムを知らない初心者の方であれば、クリックを鳴らしてみたり、クリックに内蔵されているリズムパターンを聴いてみたりするだけで、リズムについての理解を深めることができます。

ドラム初心者がクリックから得られる3つのメリット
  1. リズムについての理解を深めることができる
  2. クリックの多彩な機能を用いて、練習の幅を広げることができる
  3. ライブなどの発表の場に持っていくことで、落ち着いて曲のテンポを確認することができる

BPM90のテンポで叩けるようになったリズムを、今度は、BPM120で練習してみたり、また、クリックに内蔵されているリズムパターンを鳴らしながらドラムを叩いてみるなど、クリックを一台持っていることで、ドラム初心者の練習の幅は、間違いなく広がります。

クリックを用いて、より深くリズムを研究してみましょう。

ドラム初心者の方は、以上のことを踏まえ、クリックを一台購入し、リズムについての理解を深め、クリックを用いて様々な練習を行い、バンドメンバーが突っ込みどころのない、安定したリズムを叩けるようになってみてはいかがでしょうか。